2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

かんかん橋文庫版は総集編ではない

かんかん橋の文庫版はダイジェスト版だというデマはネットのあちこちに出回っていて、見ていると誰かが1冊ではダイジェスト版では? と言ったのを既成事実化させて人にも言ってるのと、言葉の使い方としてダイジェスト版と途中まで収録とを区別していないの…

シェアしたいのは記事か感情か

「秀逸」だの「良記事」だの偉そうにジャッジしてんなよ「自分は面白かった」と言えよと思う時と、あんたの感想なんか誰も聞いてないよと思う時があってそのちがいは何なのか不思議である。ただ一つ言えるのは、わたしは異常に心が狭いということだろう。 そ…

酔えずに流す涙があり酔って流せる泪がある

マッサージ動画をあれこれ見てたら、♪もんで~ もんで~ もまれて~ もんで~ というベタな替え歌が脳裏に鳴り響き出した(ちゃんと河島英五の声で)。 *** むかしスナックで飲んでいたら、一人で入って来たさほどの年でもない女性がカラオケで「酒と泪と…

たぶん2回目で脱がせるのが好きな鹿月

かんかん橋は夫婦モノの割にセックスがほのめかされるのは蕗江と鹿月だけで、ほかに描かれる性的な要素と言えば強姦ばかりである。このようにセックス描写はなくレイプだけが描かれるのは、他の草野作品にも共通しているとおもう。 かんかん橋の性暴力は権藤…

体育では二人組の構築、飲み会では嫌な奴の隣を避けることに追われ人は一生を終える

youtu.be 6:50あたりから完全に上に乗ってるのだが、大丈夫なのだろうか。これは子供にやってもらうと超絶気持ちいいが体重何キロくらいが限界なのか。 それと7:20あたりの「はい二人組になってー」みたいなのもかなり気持ちよさそうだ。

竹の花とハレー彗星

園芸好きな知り合いが、花は年寄りの趣味だと思われがちだが若い頃からやってた方が得だ、ほとんどの花は年に一度しか咲かず、年を取ってから始めるとそう何度もは見られないからと言っていた。

決して死んでなどいない物語

「かんかん橋」のストーリーテリングは、丁寧に事実を積み上げていく手法と、小さな飛躍の心地よさを与える手法とをバランス良く配置しているのが特徴だとおもう。 前者の例としては蕗江と萌のすれ違いがあって、第28話では蕗江が本当は一緒に食事がしたいこ…

お口の恋人

口内炎になりやすい体質なのだが、今回は長い。実は何年も前に歯医者で処方された薬がまだ残っているのだが、どうしても耐えられなくなった時のために使わず温存している。しかしもらって来たのがかれこれ10年近く前のような気もするので、いよいよとなった…

ラップだけではない

和歌や俳句は押韻しないから日本語を母語にしていると漢詩の特徴を押韻ということで捉えてしまう。しかし、ヨーロッパのようにやはり詩が韻を踏む文化園の人たちから見れば押韻が最大の特徴だとは感じないのかも知れないとよく考える。

親子丼は口内炎にやさしい

口内炎の時はなか卯においてある細長いさじが患部をよけてものを食べるのに便利で同じものが欲しいなと思っていたのだが、お茶っ葉をすくうやつで似た形状のを食事用にすればよいのかと気づいた。

全体像が見えないと不安

新幹線はもうちょっとまめに停車駅と到着時間を車内放送で教えて欲しいとおもう。自由席で移動していると、目当ての列車より早いのがホームに停まっていたのでそっちに乗るといったことをよくやるので、車内放送が無いと何となく不安なのだ。 スマホなどで調…

ガスライティングとしての川南説

川南説の存在が明らかにされるのは13話(ほのめかされるのは11話)で、わりと早くからトキ子篇の構想はあったのではと思わせられる。人気が出ず22話で打ち切りになったりしていれば、不二子が川南説の元凶だったかも知れないけれども。もっとも、ユキノブは…

入浴に勇気のいる季節

マッサージ動画を見て放心している暇があったら筋トレやストレッチなどをやった方がいいとはわかっている。そもそも坐り仕事が原因の不調なのにパソコンを凝視しているのもおかしな話である。

大掃除で発見される食料

賞味期限が1年前の赤いきつねを食べようとしたら油揚げが最初からしなしなしていたことがある。

寛容という言葉を使いたくない

いわゆる口の悪い人と、言い方がキツい人とは違うと思っているというか、そういう実感があるのだが、これは単に自分との関係によるのだろうか。目上年上だとキツいと感じ、同年齢か年下だと口は悪いけどそのぶん裏表がないので付き合いやすくもある、となる。…

Amazonタワーのそびえる玄関

Amazonみたいなショッピングサイトで、自前の運送会社を持ち、配送にはプラスチックとか金属のコンテナを使って次の配達のときに前のを回収していくところが出来ないかなあと思っている。要するに、寿司屋の寿司桶方式である。 これだと箱の大きさの種類を増…

自意識の反対は無我ではなく、別な自意識

「おさびし山のうた」がとても好きなのだが、だいぶ前に『ダ・ヴィンチ』でムーミン特集か何かがあり見開きで「スナフキン的生き方」がどうのとあるのを読んで、自分の感性がえらく俗物的だったのを思い知らされたことがある。なにがしか安全な場所を確保し…

「那村工務店」はいい名前だ

黄色いワゴンってあまり見ないよなと思っていたら、このまえ同じ日に二度見かけてしまった。おそらく、那村家は工務店か電気店か何かをやっているのだろう。あるいはまむしが大型免許を持っていること、荷物運搬の手際の良さなどから見て運送会社だろうか?…

語らざれば憂い無きに似たり

何かの打ち合わせをしてる時など、○○さんはどうせ何も考えてないだろうからなあみたいに言う人がいるんだけどそういう言及をされる○○さんはたいてい発言者と同期くらいで、おそらくは何を言ってもどうせあいつの意見が通るのだから無駄という考えが固まって…

すべてのグループがAKBグループっぽくなる

the01.jp 先週の「Force47」に関する記事に引き続きベトナムの話で*1 、興味深く読んだ。 APT32またはオーシャンロータスと呼ばれるハッカー組織について、アメリカのセキュリティ企業がベトナム政府との結びつきを示唆したという。2015年の報道だと「外国政…

文化を簒奪しないでください(卵を返してください)

ネットの外でも「この世界の片隅に」の話題が出ることがあって、こうの史代の神髄は4コマにあるからみたいな話は言えず黙っている。 こうの作品の中で「この世界の片隅に」が特に好きだったら嬉々として原作の話をしてただろうけど、「ぴっぴら帳」や「長い…

会社社長が党員になる時代だもの

the01.jp 経済発展と体制維持とのバランスを取るかっこうで技術的遮断ではなく人力による検閲が選ばれたのではないかという分析だが、外国企業の廃水による水質汚染を告発したブロガーが逮捕された例が紹介されており、説得力のある推論だった。隣国で同じ政…

免許センターの食堂には怒られに来た人たちが集まる

郵便局の深夜窓口には独特な雰囲気があってよい。 思えば深夜窓口というのは、みんな何らかの理由で切羽詰まっている人たちが集まっている。こういう風に、似た状況の人が集まりつつ具体的状況はお互いに知らないし話もしないという空間が好きなのである。 …

ホーチミンシティの秋元康

the01.jp 同じ一党独裁体制の北朝鮮におけるサイバー部隊との比較や、同じくネット規制が国際的な非難を浴びている中国やトルコなどへの言及もあって、かゆいところに手が届くような記事だった。 それにしても、国内外から批判を浴びるのが明白な部隊の存在…

真ん中が中庸とは限らないが真ん中ですらなく往生する

いつも手のひらや指先に汗をかいてる体質なので年を取って脂分が減るとちょうどよくなるのではと期待していたのだが、現実にはこれまで通り汗びっしょりな時とカサカサで紙やビニールがめくれない時とが交互に来ている。

いつか関西発祥なのを忘れてしまううどん屋

深夜のなか卯はかなり繁盛する店でもワンオペが多く、このまえ夕飯を食べた所では同じ客から何度も「おひやください」と言われていて気の毒だった。店員の兄ちゃんが気の毒なのはもちろんだが、実際わすれられてるのではないかと不安になる間の空き方だった…

グラスワインがメニューに加わり居住性が最高に

年末の話だが、午前0時を回ったガストにスーツのサラリーマン四人組が入って来てビールで乾杯を始めた。50がらみの上司と部下らしき20代30代の人々で、珍しい客だなと思っていると「部長から何回着信あったんですか」「ん? けっこう……別れたあと誰とどこで…

西村ツチカ『北極百貨店のコンシェルジュさん』

秋乃のヌルヌルっとした動きがよい。高野文子っぽさを感じたのはそのせいか。

―コイツ目が輝いてる……

「かんかん橋」で大きく見た目を変えるのはまず権藤木、ついで美津井さんだが、萌も最後の7話くらいでは顔が変わっている。草野漫画のキャラクターには大きく分けて目が丸い人物と切れ長の人物がいると思うのだが、萌は丸い目からつり目に変化するのだ。これ…

大怪獣バトルがややそうなりかけていたのか

ジード映画の予告を見てて思ったが、ウルトラマン世界では悪事のインフレというのか、全生命抹殺とか宇宙そのものを消すレベルの悪人が毎年現れるというすごいことになってしまっている。漫画界で言うトーナメントから能力バトルへみたいなパラダイムシフト…