2月14日の朝と夜

まえがき 二次創作です。小説の一場面にするためのスケッチ、のつもりだったのですが会話だけで長くなってしまったのでひとまずオチもつけてまとめました。全編会話文のみで、特に物語らしい物語はありません。 時間設定は原作無印の最終決戦から卒業式の間…

ラじゃなくてアだっつーの!!

◆まえがき 二次創作です。音声ドラマの脚本を想定し、公式30話から32話の間あたりの話として作ってあります。 ◆登場人物 美墨なぎさ/キュアブラック 雪城ほのか/キュアホワイト メップル ミップル 藤田アカネ レギーネ ウィズダム ベルゼイ・ガートルード …

ぼくがかんがえたウルトラマンオーブオリジンサーガ

1. 「うるせえよ!」 クレナイ・ガイは二段ベッドの上から通路へ首を伸ばすと、下段の客を怒鳴りつけた。確か19歳といったその少年客は、よりによってドミトリーに女を連れ込んで事に及び始めたのだ。 (白人はところかまわず盛りやがる……。しかも脱いだブ…

桃坂町年表をつくりたい

かんかん橋を読んでいると時系列や事実関係がわからなくなることがたまにある。その一つがトキ子が川東の小学校にエアコンをつけたというエピソードだ。 32話で萌と鮎が聞き込みをした時には、「カラ梅雨のすごく暑い夏 小学校の全教室にクーラーをつけてく…

タコが自分の足を食べるような

ここのところ西日本の水害をきっかけに避難所のあり方や小中学校のエアコン設置が問題になっているが、やはり二つは分けて考える問題だと思う。ひとまずは、災害避難所はホテルや旅館を借り上げる、小中学校はドイツのように所定の気温を上回った日は休校に…

廊下は走るなと言われ続け老化の足が速い

昼間、自転車に乗っていてふと古い喫茶店が目に入り、むかし一度だけ来た記憶が蘇ったがいつだったか思い出せない。確か誰かと待ち合わせをして仕事の打ち合わせをしたような気がする。自分は外で打ち合わせということがあまり無く時期も相手の候補もかなり…

他人を理解するのはとても失礼なことではないのか

オウム関連の事件を振り返る際、その教理や麻原の心性よりは入信した人々のプロファイリングに関心が集まるのはちょっと面白い。オウムの教えや麻原という人物は異常すぎて検討する価値もないということなのだろうか。 ネトウヨは若者だったとかいや中高年だ…

先輩の元型

いきなり気づいたのだが、私がキルラキルの蟇郡が好きなのはグリーンウッドの古沢先輩みたいなのが「先輩」だと思っているからだ。 あとは美木杉と紬も好きだから、単に暑苦しい奴が好きというのもあるかも知れない。

血を分けた姉妹

ここのところ帰宅するなり蚊に何カ所も刺される。蚊はいつも一匹なのだが、同じ個体なのかどうかはわからない。もし同じ個体だとしたら、もはやペットとして飼っているのと同じであろう。

アメリカ人が経営するベトナムとフレンチのフュージョン料理屋もある

韓国料理屋に行ったらいつもはおかみさん一人のところもう一人店員がいて中国語で会話していた。恐らくおかみさんは中国の朝鮮族の人で、店員は漢族か、あるいは朝鮮族だが中国語の方が得意な人なのだろうと思われた。メニューにチャーハンや餃子があり、行…

どこにもいられない人

インターネットだと体育嫌いを標榜しておけば敵は作らないようなところがあって、乱暴に言えばネットの外の世界の逆をやっている*1。ところが、いろいろ見ていると指導者の横暴とかチームの団結といったことは苦手だけど体を動かすのは好きだし競争はあった…

出典注記は敬意の問題なのか

tdmskmr.hatenablog.com 「敬意」「失礼」「狡賢さ」といった言葉を連発しているのが気になる。 他者が苦心して紡ぎだした言葉を、きちんと言及せずに、あたかも自分が紡いだかのように書く行為は、「剽窃(plagiarism)」であり、学術的行為として唾棄すべ…

肩もみは二の腕のためにある

youtu.be 親子くらいは歳が離れているのかなと思わせられる二人だが、別な動画での会話から察するにわりと近そうでもある。 1:50の「気持ちよすぎて、ほーお、しか言えないねえ」、3:00で「きゃー」ではなく「きやー」と発音しているあたり、友人のしゃべり…

めしはやめましょう

「食べ物は悪くない、人間の自意識が悪い」という小林銅蟲先生の名言があって、その通り食べ物は悪くないのだが、ほとんどの場合は自意識のしかもいちばんやっかいな部分と切り離せないのが、私が食べ物の話を出来るだけしないようにしている理由である。 け…

すべてを消化する覚悟

秋田に出張した折、帰りの新幹線までの30分ほどで駅前の居酒屋に飛び込み、太平山のもっきり1合と比内鶏天ぷらその他を急ぎ押し込んだことがある。酒どころに行くと酒を飲まずには帰れないという気分になるのだ。問題は私はそう酒に強いわけではない上その日…

にわかですみません

ホントですね、とりあえず単行本化されてる作品は全て持ってますが・・・かんかん橋は連載時のYOU丸ごと保管してます(超かさばる) — Nijntje Pluis (@gunbird3) June 26, 2018 こういう人の感想が読みたいし、こういう人がファンサイトとかやってれば私が感想…

無理して不安に耐える必要はない

ヨーロッパに行ったら駅も町も余計なアナウンスがなくて静かで良かったという人がいるが、わたしは全く逆で外国で電車に乗ると案内放送の少なさに不安になるし、実際まごまごする場面が多いようにおもう。 さらに言えば、いまの日本の新幹線だって放送が少な…

辛ラーメンは鍋から食べるのが韓国漫画のお約束

だいぶ前からクコの実と乾燥ナツメが台所にあって、料理らしい料理をしないのでどうしようと思っていたのだが、辛ラーメンを作る時ふと思い立って入れて見たら思惑通り火鍋の汁にラーメンを入れたような感じになった。辛いものの中に甘い物が混じるので嫌な…

風の通る食堂

これまで通り過ぎるばかりだったとある韓国料理店があったのだが、近くに所用があったので昼食はそこにした。カウンターがあって一人でふらっと入れる雰囲気だし、夜もけっこう遅くまでやっているようで気に入った。さらに、エアコンはつけず開けられる扉と…

6時間暖気して1時間動くエンジン

用事が三つ以上になったらまずは優先順位をつけて、出来るところはいつも以上に効率良く……というのはわかっているのだが全てを極限まで先延ばしにしてしまう。一生の間に出来ることが少なすぎる。

時間を無駄にする時にじゃぶじゃぶという音が聞こえる

ツイッターで流れて来たおもしろ豆知識のファクトチェックをしたり、もめ事の発端にまで遡ったりしている時間を累計したらどれだけ有意義なことが出来たのだろうと思うが思ったら負けなのであろう。一律にネットの情報は半信半疑、もめ事はどちらかに荷担す…

自分の名前を知る

わたしは食事をするときできるだけ獣肉より鶏肉、鶏肉より魚、魚より植物を選んでいるのだが、田上孝一『環境と動物の倫理』(本の泉社、2017年)を読んでいてこういう生き方をセミ・ベジタリアンとかデミ・ベジタリアンと言うのだと知った。 また、人類が工…

逃げることも戦いなら逃げることを美談にしてはいけない

怒ってもいいと言ってくれる人はいるし、逃げてもいいと言ってくれる人もいるだろう。だが、何もしなくても良いと言ってくれる人はなかなかいない。

勝利は仲間の数だけあり、勇気は嫁の数だけある

かんかん橋をひとことで表せば勇気と希望の物語ということになるのだけれど、この作品の何が好きと言ってあらゆる勇気に敬意が払われていることである。立ち向かう勇気、逃げる勇気、そして何もしない勇気。 全てが肯定されているのは友情のあり方についても…

どっちでもいいだろが俺が正しいに変わる時

Excelの非効率な使い方が苦痛だとうったえたり、スマホでメモを取るという行為が理解されないことに憤ったりしている若い人のうち何人かは、いずれ面倒な上司になるのだろうなと思って見ている。

単品とご飯を組み合わせて味噌汁抜き定食が作れる定食屋でおれの血圧を応援

てんやに行ったら隣のおじさんが天丼を天丼+蕎麦セットに変更しようとして、それだと味噌汁がなくなることを指摘され味噌汁単品を追加しようとしたところ、天丼とそば単品にした方が同じ中身で少し安いですよと店員に教えられてそれにしていた*1。 こういう…

誰のための批判なのか

通学路のブロック塀を点検せよという教育委員会からの指示に対して、指示を受けた保護者や教師はそんな暇はないと言い、そのニュースを見ただけの人たちは業者に発注してすら杜撰な点検を防げなかったのが問題なのにまったく教訓が生かされていないと言う。…

それは論理の問題なのか

「Aでないとは言えない」が裁判の判決では「よってAと考えるのは妥当である」という使い方をされてしまう。論理的におかしいのだが法曹の世界ではそうなる。しかし,法律家の言葉遣いのほうが一般社会のそれと近く多くの人は同様の判断をしている。論理的・…

全てが中途半端

わたしはどこに行っても誰ともしゃべらないということはあまりなくて、一人くらいとは親しくなる。しかし二人以上とは親しくならない。するとどんなことが起きるかというと、たまに結婚式などに呼ばれると確かに新郎とは親しいが他の参加者とは同じクラスだ…

2012年のかんかん橋

www.cyzowoman.com 2012年にもRenta! で電子版無料キャンペーンがあったのを知った。 連載は2002年から2006年なので、完結から6年後。能力バトルではなくスポ根ものに喩えているのは、記事を書いたの人の漫画知識がそういうものなのだろう。 この時はツイッ…