2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

行動のレパートリー

スポーツ漫画だと作品によっては要所要所にルールとか大会のシステムとかの解説が挟まったりするけど、麻雀漫画にそういうのは無い気がする。掲載誌がおおむね専門誌だからだろうか。

人生に必要なことはすべて橋の上で学んだ

千春の小屋は雪が溶けたら大変なのではと思って竪穴式住居の排水について調べたことがあるし、*1権藤木のことを考えすぎて自分と権藤木の区別がつかなくなってしまい、おだんごヘアの結い方を調べたこともある。権藤木ブーツ、権藤木ワンピース、権藤木ター…

ビスケットを二つにするとは言ったが二倍にするとは言っていない

ローソンの幕の内弁当にはひじきの煮物が入っているのだが、さっき食べたのには卵焼きの下にもひじきが入っていて、おお、これは当たりか!? と思いながら少し食べたところで持って帰る途中で中身がずれたのだろうと思い当たった。

上の口も正直になる場所

駅の便所ではいろいろな人を見かける。個室で用を足していたら外から若いリーマン風のしゃべり方の男が電話をしているらしき声で、「ええ、ああいう店はじめてだったんですけど、病気になったんじゃないかと心配になって……」と聞こえて来たことがある。本心…

旅の仲間

abesada1.hatenablog.com 上のエントリーを書いた後で、第7話の美津井さんのことを思い出した。 萌とカラオケに行った日の別れ際に美津井さんは、*1もし楽し過ぎて家に戻りたくなくなったらどうしようと心配していた、と述懐した後、でももう大丈夫、「本当…

見かけでそれとわかるタイプのオタップルもまだいることはいる

書店に行ったら学生風の若い男女ふたりがいた。女性の方がやや口数が多く、すこし甘えた声でしきりに話しかけている。本の感想か何かだろうか、かつて男性が口にしたことで本人が忘れていたことがあったらしく、「おぼえてるよ」「よくおぼえてるよ」と繰り…

美津井さんはサンバイザーをかぶって自転車に乗る

川東の夏は風が長髪に熱く、美津井さんはサンバイザーをかぶって自転車に乗る。ヤクルトレディのようなというか、結婚前の職業はヤクルトレディだった。夫は彼女がヤクルトを売りに出入りしていたビルの警備員。 ある日、美津井さん(仮称。旧姓は不明)が配…

痛いのは飛んでいかないので先延ばしにする

歯の詰め物が取れたので歯医者に行ったのだが、詰め物の問題とは別に親知らずの抜歯を勧められた。 その話が出た次の治療では担当の医者が変わっており、「前回、親知らずの話が出たと思うんですけどどうですか?」と訊かれたので、「いま特に痛かったりはし…

Over the Kankan Bridge

「かんかん橋」の謎の一つにお菓子の箱のままだと不調法だから重箱に詰め直すという作法があって、あれは実際にそれが礼儀とされる地域なり時代があったのだろうか。それとも作品世界内のことなのか…… 「橋」の作中では舞台が日本だとはひとことも言われてい…