時間を無駄にする時にじゃぶじゃぶという音が聞こえる

ツイッターで流れて来たおもしろ豆知識のファクトチェックをしたり、もめ事の発端にまで遡ったりしている時間を累計したらどれだけ有意義なことが出来たのだろうと思うが思ったら負けなのであろう。一律にネットの情報は半信半疑、もめ事はどちらかに荷担することはしないと決めておけばよいものだが、なかなかそれが出来ない。

最近のツイッターのもめ事としてよく見るのは、A氏が批判されるのもそれなりな理由はあるのだが*1、発端を見ると前々からA氏なりA氏の考え方を気に入らないB氏が、比較的多くの人の怒りに火をつけそうな発言を選んで、時にはA氏からわざわざ引き出して拡散し、それが影響力が強くて割といい人ポジションにいるC氏の目に止まり炎上というパターンである。この場合、もっとも邪悪なのはB氏だが傍目にはA氏とC氏の争いに見えるのである*2。ひどい場合には御神輿としてかつがれたC氏がB氏にお礼を言っているのを見たこともあるが、これはB氏としては自分が黒幕だったのがギャラリーにバレてしまうわけで、目論見通りのことなのかどうかはわからない。また各分野にいつもの火付け役(≠炎上元)というのか、分断自体を楽しんでいるのでは? と思われるアカウントがいるようにもおもう。

もっとも、「最近の」と書いてしまったがもしかしてインターネットは昔からこういうものだったり、パソコン通信がすでにこうだったりしたのだろうか。さらに言えば、私が噂話にうといだけで職場などでもよくあることなのかも知れない。

*1:それなりと言うのは、反感をおぼえる人もいるだろうな、程度のことである。

*2:A氏の発言が間違っているのなら批判はされるべきではという考え方もあると思うが、誰かが傷つくような発言をわざわざ傷つく誰かに届くように拡散することの悪辣さをここでは問題にしている。