陽差しもしくは雨音と共に訪れる

手紙を読む人が絵になるのはなぜだろうと考えていたが、ひとが手紙を読んでいる間はそこにいてしかもそこにいない、そのことがその人の存在を特別なものにするからだろう。折りたたまれ、そして開かれた便箋。