ふんどしを脱がせたら初々しいちんこ

江添佳代子さん『犯罪事前捜査』(角川新書)がまた面陳され始めた本屋があった。帯に「重版出来」の文字が加わってて、しかし手に取って奥付を見ると初版である。帯は出荷直前に巻かれるのだろうか(重版は1月にされていて、そっちを置いてる本屋ももちろんある)。

最近の新書の帯はどんどん太くなってるが岩波など老舗はそうでもないなと思っていたら、森川智之『声優』は本の四分の三ほどが帯でむしろ他社を圧倒する太さである。もはや腰巻きではなくコートを着込んでいるような感じか。「日本中の女子をお世話してきた「帝王」」という惹句もすごい。お世話してきたんだ……。